Steelcaseの社長兼CEOにSara Armbrusterが就任
10代目CEOとして創業109年の歴史を受け継ぐ
Steelcase は、本日、サラ・アームブラスター(Sara Armbruster)をジム・キーン(Jim Keane)の後任として社長兼最高経営責任者として正式に任命したことを発表しました。キーンは2022年1月の正式退任までは副会長としての任務を遂行します。
企業戦略と事業イノベーションにおいて20年以上もの経験を持つアームブラスターは、2007年にSteelcase入社以来、Steelcase Education、Steelcase Health、PolyVision Corporationなど主要事業のグローバルエグゼクティブリーダーとしてグループを統括してきました。戦略的かつ成果重視のマネジメントで、成長とイノベーションを前進させてきた確かな実績を持ちます。同氏の責任は多岐にわたり、最先端の情報技術、グローバルなデザインリサーチ、新事業への取り組み、グローバルなコロナ危機対策などがあります。
「ユーザー主体のデザイン設計における強い統率力と多彩な経験は、SteelcaseのCEOとして事業を運営するための理想的な条件であることは明らかです。過去2年にわたり、サラは働き方や働く「場」の進化をさまざまな方法を探求し、目の前の顧客のニーズを的確に察知する能力に長けています。ジム・キーンによって確立された強力な経営基盤のもとで、Steelcaseの次なるフェーズに向けてグローバルにまたがる経営チームを率いていきます。」とSteelcaseの取締役会会長であるRob ボブ・ピュー(Bob Pew)は述べています。
「Steelcaseを次なるフェーズへと導くという責務を果たすために全力を尽くしてまいります。企業が新たな働き方を模索する中での私たちの果たす役割は明確で、オフィスは今後もより豊かに働く場として企業文化の改善やイノベーションの装置になることを確信しています。場所に限定せずに人々の働く体験そのものを向上させることが私たちの使命であると考えます。」
CEOとして、進化し続ける顧客ニーズにスピーディに応えるグローバルな成長戦略に注力し、長期的成長のために不可欠な環境、社会、ガバナンスへの積極的な取り組みやその意志を継承していきます。社会課題を解決する企業という企業ビジョンとともに、それぞれの分野での達成目標に対する進捗状況を2021年度のインパクトレポートとして公開しています。
「私たちの組織は情熱溢れる人々の共同体です。」とアームブラスターは続けます。「その情熱と目的意識を共有し、一丸となって戦略的ビジョンに焦点を合わせ、世界中のお客様のニーズに応えてまいります。 不確実な変化の時代にあってCEOとしての任務を果たすにはまたとないチャンスだと考えています。」