スチールケースCEO
サラ・アームブラスターのメッセージ

私たちは、社会はもちろん、自社事業を根底から変革する真っ只中にいます。地球温暖化などの気候変動に直面している今、私たちは、より強靭で回復力あるレジリエントな未来を築くために、人類と地球の持続可能性をあらゆる決定の基軸に据えています。

気候変動危機にあたって、私たちは、野心的な達成目標と実行力で社会をリードしていきます。そして、その目標達成には、現在、将来にわたる事業経営の仕方を根本から変えることが求められています。

私たちは、どの競合他社よりも世界規模かつ最も野心的なCO2削減目標として2030 年までに自社事業での排出量50%削減を掲げています。

メーカーとして「何を、どうつくり、どう届けるか」という事業のあらゆる活動を価値創造のためのプロセスと捉えています。このネットゼロ移行計画は、バリューチェーンを通じてネットゼロ社会を実現するというその強い決意の結晶です。

環境保全は、創業以来当社が向き合い続けている社会的課題です。集団としての日々の努力の積み重ねが未来の無限の可能性へとつながっています。

業界リーダーとしての私たちの役割は、ネットゼロ社会実現に向けて野心的かつ実現可能な移行計画を策定し、透明性を確保しながら広く情報を共有していくことだと考えています。

私たちは、より豊かに働ける「場」の創造を通して、世界中の個や組織の力を最大限に高めることを目指しています。人類と地球にとってより良い未来社会の構築に向けて共に行動を起こしましょう。

2050年に向けてのネットゼロ計画