すべての従業員が日々の行動で会社の理念を体現できるように、価値観や考え方、行動を指針として明文化しています。
基本方針
最高水準の倫理的行動を遵守することが信頼を築き、私たちの組織風土の基盤となっています。私たちは、従業員が企業倫理を認識し、業務において責任ある判断と決定を下せるよう支援しています。これには次世代を担うリーダーの発掘や育成への投資も含まれます。なぜなら優れたリーダーシップは、企業の価値観を浸透させ、時代を勝ち抜く強靭なチームを牽引するからです。
私たちのチームには、あらゆる業務で誠実に真摯に行動することが求められます。例えば、事業混乱につながる気候変動を原因とする自然災害による影響を的確に分析し、顧客が被るリスクを軽減すること、サプライヤーと連携し、当社の価値観を共有すること、サイバーセキュリティの脅威から顧客やパートナーを守ることなどが含まれます。
倫理基準への取り組み
倫理的行動
誠実かつ一貫した行動を行うことの重要性に関しては、全従業員を対象に毎年トレーニング を実施し、また、懸念事項については機密性を保持しながらすべての報告を客観的に調査することを約束しています。
信頼できるサプライヤー
私たちは、人類と地球に向けての取り組みをサプライヤーと共有できるように サプライヤー行動規範を策定しています。
リスクの軽減
お客様へのリスクを軽減するために、気候変動やサイバー攻撃などによる情報資産の危険や事業活動における潜在的リスクを的確に把握するよう努めています。
リーダーとチームの育成
私たちは、リーダーとそのチームが業務で成功できるように働き方改善に積極的に取り組んでいます。真のリーダーシップの役割とは、チームが困難を乗り越えながらも成果を上げ、さらに前進し、個々のウェルビーイングを配慮しながら潜在能力を最大限に発揮できるように支援することです。そして、新たな戦略やシステム、ツールを活用しながら組織全体を対象にした能力開発で組織力を強化していきます。
これらの戦略のひとつは、従来の年次評価から、より頻繁に上司と部下が面談する四半期評価への移行です。コミュニケーション頻度を増やすことがリアルタイムでのフィードバック、目標の見直しや再設定を促し、社員の能力開発や成長を支援することになります。
「上司と部下のコミュニケーションを増やすことは、社員一人ひとりに公平な成長の機会を与えることになります。このことが社員のモチベーションやエンゲージメントを高め、ひいては優秀な人材の定着につながります。」と語るのは、リーダーシップ&アダプティブチーム担当部長のナディア・ジョンソンです。
コアバリューの実践
非倫理的、違法、または当社のグローバルビジネススタンダードに準拠していない懸念事項は報告できます。匿名も可能で、オンラインはintegrity.steelcase.com、電話は1.800.437.6167で対応しています。
格付け機関
スチールケースは、国際的企業格付け機関から企業の ESGパフォーマンスが、また、CDP から炭素削減とサプライヤーチェーン全体での取り組みが高く評価されました。
言葉の重要性
IT業界で頻繁に使われる言葉が非包摂的であると気づいたゾーイ・ウィルソン氏は、意識を変えるために行動に移そうと決意しました。