現在、多くの人が、対面ではなく、画面越しのコミュ ニケーションに遥かに多くの時間を費やしていま す。これは間違いなく、働き方を変えた最大の要因 であり、そこで働く人の行動や心理、オフィス環境 に大きな影響を及ぼしています。対面から画面越 しへ。この劇的な変化は、職場での行動規範や組 織風土、ひいては従業員ウェルビーイングや仕事 の成果を大きく左右しています。

その 後、多くの企業でオフィス回帰が進みましたが、 ハイブリッドワーク導入で就業規則を変更した りする中で未だその道を模索しています。多くの 企業が出社再開を求め始め、出社義務化でオ フィスが活気に溢れている日もあれば、人の姿 がまばらな日もあるというのが現状です。

デスクでビデオ通話をする理由のトップ4
1 自席/個人スペースから移動せずに参加できる
2 参加者全員にとってより公平な会議になる
3 会議間の移動時間が不要である
4 部屋の事前予約が必要ない


参加者あり















オフィス設計デザイナーにとって、画面越しコミュ ニケーションの急増は、オフィスを今後変更、設 計していく上での重要な考慮事項になるという ことです。オフィスが対面ではなく、画面上でつな がる環境になる中で、目的意識や帰属意識を共 有しながら仕事の成果を上げていくことは決し て容易いことではありません。
